便秘の治し方 お腹が張って痛いときの解消法!

頑固な便秘の治し方について解説しています。便秘は大腸がんの原因ともなる恐ろしいもの。原因を知り、対策をして改善していきましょう。お腹の張る痛み、冷え性、肌荒れ、むくみなど、便秘による症状と解消法を説明しています。便秘に効く食事法や漢方薬、運動についても解説。

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便秘薬の依存性 下剤依存の危険性と病気、症状

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便秘薬による依存症の危険性

 

薬局では下剤が市販されていますので、手軽に購入することが出来ます。

便秘を解消するために、そうした下剤を使ったことのある人は多いのではないでしょうか。

ただし、市販されている便秘薬を自己流に使って、便秘の症状を返ってひどくしてしまっている人が多いのが現状です。

 

 

薬によって腸を動かして排便を促すのは、一時的な対症療法であり、腸の機能が弱ってしまっている場合、根本的な解消にはつながりません。

ごくたまに使用する分には良いのですが、頻繁に使用すると、下剤なしでは排便できない依存症に陥ってしまう危険性があるので注意が必要です。

 

市販されている便秘薬は、大腸を刺激することで排便のためのぜん動運動を引き起こそうとする作用をする、大腸刺激性下剤がほとんど。

センナやアロエ、大黄などの成分を含む便秘薬が多いです。

これらの成分を含むものは「アントラキノン系」の薬と言われます。

大腸にじかにアプローチするために、即効性が強いのが特徴ですが、お腹が痛くなったり、吐き気を伴ったりという副作用もあります。

 

さらに、アントラキノン系の便秘薬は即効性が強いゆえに、依存性も高くなります。

使い続けるうちに、腸の機能が衰えていき、自力で排便することがますます難しくなっていきます。そこで下剤の量を増やさざるを得なくなります。

 

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下剤依存による腸の病気、症状

 

下剤依存から、命に関わるような深刻な病気が引き起こされる、というような医療報告はされていません。

しかし、下剤依存が体にとって良くないのは事実です。

下剤の依存による主な症状には以下のものが挙げられます。

 

  • 大腸メラノーシスにかかる原因となる

    アントラキノン系の便秘薬を長期間に渡って使い続けると、大腸メラノーシスにかかる原因となります。
    これは大腸の壁にシミができ、色素沈着により黒ずんでしまうもので、大腸黒皮症とも呼ばれます。
    大腸メラノーシスにかかると、腸管の神経も損害を受けて、大腸の機能がひどく衰えてしまいます。

  • 消化機能の低下を招く

    下剤依存に陥り、通常の服用量では排便できずに、規定の量をオーバーした下剤を摂取し続けた場合、腸だけでなく、胃や食道の働きにも影響し、食べ物を消化する能力を弱めてしまいます。

  • 気分の低下を招く

    下剤の過剰な服用によって、精神的な落ち込みや、うつ状態など、心の問題を招くことが多いです。こうした情緒不安定や、抑うつ感は腸にストレスを与え、ますます便秘をひどくしてしまいます。

  • 便意を感じなくなる

    排便を薬に頼っているせいで、腸や肛門付近の筋力が低下し、便があっても便意を催さなくなります。
    通常なら、直腸に便が溜まって腸壁が刺激されると、脳から指令が出されて「便意」を感じます。
    しかし、筋力の低下により刺激に鈍くなり、便意を感じなくなってしまうと、便を排出することができずに、どんどん溜まっていくことになります。
    そのためお腹の圧迫感や、腹痛など苦しい症状が引き起こされます。